遠い未来。ロボットが様々なスポーツを行うアイアンリーグは、ラフプレーが横行し、観客はおろか、実況・解説などのプレスまでもが破壊と暴力に興じる、ダーティな見世物と化していた。アイアンリーグを影で支配するダークスポーツ財団は、優秀なリーガーを強制引退させ、遠い宇宙で繰り広げられる戦争用のロボット兵器として送り込む、死の商人でもあった。
ダーク系列のアイアンサッカーチーム・ダークプリンスのスター選手マッハウインディは、チームメイトの卑劣なプレーに嫌気が差し、退団する。しかし、ダークスポーツ財団のオーナーであるギロチは、マッハウィンディをダークプリンスに連れ戻すべく他のチームに圧力をかけ、移籍できないようにはかる。残る選択肢は、ダークにも相手にされない弱小チーム・シルバーキャッスルしか無い。連戦連敗、多くの人々から嘲笑されながらも、常に正々堂々のフェアプレーを貫く姿勢に魅力を感じたものの、弱すぎるチームでは燃料やオイルの補充、まともなメンテナンスにも事を欠き過酷な生活が待っている事に躊躇していた。そこへ突如として現れた謎の野球リーガーの熱い直言に、ウィンディは迷いを振り払い、入団を決意する。シルバーキャッスルは、まさかの驚きとともに、彼を歓迎した。
次のダーク戦でも、ラフプレーの波状攻撃を受け、シルバーキャッスルは窮地に陥る。そこへメンバーチェンジで、件の野球リーガー・マグナムエースが登場。マッハウィンディとの連携で試合の流れを引き戻し、念願の初勝利をものにした。だが、喜びもつかの間、ダークの工作によって、今度は全く経験のない野球リーグへの二重参加を厳命されてしまう。
マグナムエースは、故あって一線から遠去かっていたブルアーマーの魂に再び情熱の火を点し、新メンバーに迎えたのをはじめ、過酷な日々が続く中で出会ったリーガーたちと時にはサシで勝負、時には命懸けで戦いながら、いつしか友情を深め、新たな仲間を増やして行った。夢をあきらめかけていたオリジナルメンバーたちも自信を取り戻し、シルバーキャッスルは勝利と栄光へと突き進む。やがて、その正々堂々たる精神によって、アイアンリーグは少しずつ、だが確実に変革の兆しを見せ始めるのであった。
ダークスポーツ財団
強制引退
ダークが、所属する優秀なアイアンリーガーを本人の意志とは関係なく文字通り強制的に引退させ(表向きはリーガー自身の意向によるものと発表される)、記憶を封印した上で宇宙戦争用の兵器として改造を施し、顧客に高値で売り付ける行為。
ショックサーキット
ダークスポーツ財団の製造した全てのリーガーに組み込まれた、全身に激痛を走らせる回路。その存在を知る者は極少数で、見つけにくいよう巧妙に隠されている。ダークに逆らったり脱走するリーガーに対して使用し、激痛で動けなくなったところを爆破することもある。
ショックサーキットの発動にはレベルが設定されており、苦痛の度合いが異なる。
オーナー会議
アイアンリーグはダークスポーツ財団のオーナーギロチに握られており、オーナー会議もギロチの支配の下で行われる。オーナー会議の開催はダークに歯向かい続けるシルバーキャッスルのオーナー、ルリー銀城には知らされる事はない。政治力を背景にダークが力を振るう舞台は大方このオーナー会議であり身勝手と言えるオーナー会議の「結論」によってシルバーキャッスルは幾度となく窮地に立たされる。
キャスト・アイアンリーガー
シルバーキャッスル所属リーガー
マグナムエース/シルバーフロンティア(演:松本保典)
窮地に陥ったシルバーキャッスルに突如現れた謎の野球リーガー。有無を言わせない説得力とその熱き魂でアイアンリーグを正々堂々と戦い抜いていく。同時にショックサーキットの位置を知っており、ダーク製のリーガーを次々とその魔手から解放する。
その正体は、元ダークキングスのエースピッチャー・シルバーフロンティア。10年前に強制引退にあい、アイアンソルジャーVZとして戦場で戦わされていた。後にリカルドの手によって帰還、マグナムエースとして再びマウンドの前に立つ。
必殺魔球は「44(フォーティーフォー)ソニック」「44ソニック・オン・ファイヤー」「44スクエア」「アステロイド・キャノン」。他にも、チーム全体での合体技「ライトニングクラッシュ」「スーパーノヴァ」がある。
マッハウィンディ(演:置鮎龍太郎)
元ダークプリンス所属のサッカーリーガー。ダーク時代はゴールドフットのパートナーだった。チームメイトのラフプレーに腹を据えかねてダークプリンスを退団し、マグナムエースやヒロシ達に勧誘されてシルバーキャッスルに参入。
スピードと華麗なテクニックが特徴。得意技は「マッハスピン」「ジグザグシュート」。
ダーク財団の最新技術を用いて作られたリーガーであるため、シルバーキャッスル加入後はメンテナンスに苦労する場面も見られた。
当初は「ウィンドボーイ」という名前であったが直前になって変更となったエピソードがDVDBOXの声優インタビューで語られている。また、タイアップ企画としてコミックボンボンで連載されていた漫画の第1話にはこの変更が間に合わず第2話でシルバーへの移籍を期に改名(ついでに髪?も黒から金に染めている)したことになっている。
キアイリュウケン(演:堀川亮)
空手リーガー。シルバーキャッスル創設時からのメンバーの一人で、ルリー銀城とは最も仲が良い。優しい性格で、やや精神的に弱いところもあるが、燃えるような闘志を秘めている。また、ボディにはシルバー三兄弟が持つブラックボックスの完成体が内蔵されている。必殺技は「竜鉄拳」。
シルキー達と同じ小さな町工場で作られたが、手違いにより空手リーガーとしてロールアウト。当初は自分のことをサッカーリーガーと思い込んでいたため、自分の実力を上手く発揮しきれないでいたが、ある事件によって真の姿に気付き、己の能力をより的確に発揮できるようになる。また、それに伴ってサッカーの腕も見違えるほど上達した。敵の攻撃を受けても「平気だよ」と何事もなかったかのように試合を続けられる、GZに次ぐ頑丈さの持ち主で、ラフプレーで苦しむシルバーキャッスルにとって頼もしい存在である。
韓国放送時にはテコンドー選手に変更されていた。
ブルアーマー(演:茶風林)
アメフトリーガー。かつてアメフトリーグのスター選手だったが、設計時のバグにより頭の角を前に倒すフルパワーモードになると理性を失って凶暴化してしまい、試合中に無差別な破壊を行った事を切っ掛けに引退。行方をくらませる。その後人知れずホスピタルに勤務していたが心の底ではリーガーとしての心と事件の罪の意識の間で葛藤を続けていた。
とても優しく、面倒見も良く、持ち前の怪力でトラックに轢かれそうになったルリーを救った事が切っ掛けでシルバーキャッスルと知り合う。
怪力によりキャッチャーとして44ソニックを受け止められるチーム唯一の選手である。「どぉりゃぁ~!」という掛け声が口癖。
飛行機が大の苦手で角を完全に後ろに倒しきって縮こまってしまうほどであったが、番組中盤の「はぐれリーガー編」で普通にボウシップに乗っているところを見ると、何とか克服できたようである(ボウシップのみが別格である可能性もある)。
極十郎太(きわみ じゅうろうた)(演:山口勝平)
剣道リーガー。寡黙な孤高の剣士で過去の前歴が一切不明。セクションXにさえ分からない。センサーを超えた心を求める為に山に篭り修行を続けていたが、テレビで44ソニックを見てマグナムとの対決を決意。山を降りてシルバーキャッスルと接触する。
必殺技は自ら「切れぬ物は無い」と語る日本刀、ムテン・ソードを用いた「水月の剣」。彼の精神が月の映る水面のように静まる明鏡止水の境地になることで可能になる。マグナムエースは彼の挑戦を受け対決の中で新たな修行の道を示す。野球リーグに強制参加させられたシルバーキャッスルの四番バッターである。
野球の試合ではその剣技を生かした必殺打法でジェノサイドスクリューを打ち負かしシルバーキャッスルの窮地を救う。物語後半、マグナムエースを諭し44スクエア誕生のきっかけを作った。また危険の中では強力な戦闘能力を発揮する。
また、十郎太とは全く逆な性質のキャラクターを演じることの方が圧倒的に多い山口勝平が声を演じていることでも有名。
トップジョイ(演:小杉十郎太)
バスケリーガー。非常に陽気で楽天的な性格。
マッハウィンディと同じく、楽しむ為のバスケットをしたいと願っていたが、チーム方針に合わず脱退=廃棄処分になりかけていた所をダークの諜報機関セクションXに拾われ、シルバーキャッスルにスパイとしてもぐりこむ。しかし逆にシルバーキャッスルを勢い付かせるムードメーカーとなりスパイ活動もことごとく失敗する。シルバーキャッスルとは考え方が全く違っていたが持ち前の明るさですぐにチームメイトやファンの子供たちと打ち解けるようになる。しかし、ショックサーキットの恐怖とバスケリーグへの思いが長らく彼をダークへ引き止め苦しめる事になる。
両腕両脚がスプリングになっており、ジャンプと遠投力は抜群。肩のスピーカーからは陽気な音楽が流れる。子供好き。
必殺技は「ギャラクティカペガサスシュート」、マグナム・ウィンディとの合体技「ミストラルボンバー」。
声を演じている小杉十郎太の普段の渋い声のイメージと極十郎太と名前が被ることから一部で「(十郎太役の)山口勝平と役が入れ替わってしまったのでは?」と噂されることがある。
GZ(ジーゼット)(演:堀之紀)
アビランド ケイソ グズア 月の宿 トラム 太鼓判 バロイ ガリウム ジョーカー スーパー プチブ ダムウェ フット チルドレン シーズン ポインセ キッチン メンチ ナラティブ 河童大王 アービト キャリア カララー ダブルシン ガッツ カフス ビジョン デバイ マスゲ シェード ナル 華麗 プロジェト スタート スタンド ハノー リアリ スヌーピ アオザイ フォトメ ビンバ シネコン スローガン ライン センナ ハイマツ アコード フォカマイ スコア ケブキ
アイスホッケーリーガー。元ダークのアイアンソルジャー。マグナムエースことVZとは戦友であったが、行方不明になったVZは残骸も残らないほど破壊されたものと思っていた。再会にあたりマグナムエースが仲間を捨てて逃げた脱走したと考え激しい憎悪を向ける。シルバーキャッスルの強い絆、マグナムエースのあらゆる存在を敵としない信念、ショックサーキットなどを目の当たりにし葛藤の末、シルバーキャッスルのリーガーとして生きる事を決意する。GZの名がリーガーとしての名前かソルジャーとしての名前かは不明。
他人にも自分にも厳しいが、子供には優しい一面も見せる(ただし最初は子供の扱いが苦手だった)。アイアンソルジャーのままのボディの頑丈さはチーム随一。
必殺技は「ソルジャースラップショット」「ブリザードスラップショット」。
シルキー(演:菅原正志)
サッカーリーガー。シルバーキャッスルの初期メンバー。
マグナムたちが加入した後も、良き仲間として彼らを支え続ける。量産型らしく目立った特徴はなく、シャーキードーグとの試合など性能差から傷つくことも多いが、一途な努力でレギュラーを勝ち取っている。
シルキー以外の初期メンバー
ピック(背番号2)
パット(背番号4)
ピート(背番号5)
ロニー(背番号6)
リンキー(背番号7)
ボビー(背番号8)
カール(背番号10)
ジェイク(背番号9)
マッハウィンディが加入する前のエースストライカー。
ジム(背番号11)
ジェイクとジムの2名は、シリーズ初期にシルバーキャッスルを退団している。